JPMC理事長・山根千抄と観光・スポーツ大臣ウィーラサック・コースラット氏及び、WBCムエタイ会長ゴーヴィット・パックディープーム氏との会談の模様がタイの英字新聞・バンコクポスト紙に掲載されました。

Article from Bangkok Post dated March 30th, 2008
バンコクポスト掲載記事:2008年3月30日
Story by JULIAN TURNER 記者:ジュリアン・ターナー
新しいフロンティア
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ウィーラサク・ゴースラット氏はWBCムエタイの会長であるゼネラル・ゴーウィット・パックディブーム氏と日本から来た山根千抄と共に、ジャパン・プロフェッシオナル・ムエタイ・コミッション(JPMC)と、スポーツオーソリティー・オブ・タイランドとの関係を結んだ。

「タイ料理と比較をしてみます”大臣は語り始めた」
「世界中の誰もがタイ料理を作ることが出来ます。これは我々の国にとって素晴らしいことです。何故ならその料理がどこから来たものかを考えてもらえるからです」
「しかし、それには基準があり、それはムエタイも同じです」
「もし、例えば日本等別の国々でムエタイが広まれば、タイのイメージが良い意味で高まります」
「我々のプロ選手たちがそれらの国々に行き、自信を持って我々の国旗を掲げられるのです」
「彼らは自分の国を代表し、更にはさまざまな国の人々がタイの伝統的な文化に興味を持ち、ひいては観光で訪れるかもしれません」
「ムエタイは単に戦いではありません。それは良い人生をおくるということで、その考えを広めたいのです」
ウィーラサック氏は更にこのプロジェクトの重要なことは、日本の若者達にいかにこのスポーツに興味を示してもらうかであり、さらに、このような動きは将来的に人々に学べる基盤を作れる、と加えた。
何年間も日本ではK-1が行われているが、これはムエタイを基にしてはいても、ムエタイの原型とは違ったものとなっている。
K−1では肘による攻撃や首相撲(ムエタイの重要な要素)は禁止であり、またトーナメントは予選形式で行われ、最終勝利者を決定する。(ワンディで行われることもしばしばある)
かつての警視総監でもあり、先日の選挙でアントン省より上院議員に選出されたゴーウィット氏は、
「タイの伝統的な国技が正しい形で展開されることを望んでいる」
と語る。
「様々なところでキックボクシングは行われているが、これらはムエタイの正式な解釈ではない」
「JPMCの設立は世界的に非常に意味のあることである」
WBCの副会長としてムエタイを世界に普及することが、2001年にタイ国王から与えられたゴーウィット氏の任務であり、WBCムエタイはこのようにして設立された。
昨年の9月ロスアンゼルスにおいてチャンピオンのラムソンクラーム・チュワタナやゲーオ・フェアテックスの出場によって、WBCムエタイはアメリカ市場への進出を果たした。
WBC事務局長のパトリック・クシック氏は今年中盤にジャマイカで行われる試合に、ラムソンクラームとヨードセングライ・フェアテックスの参戦が決まっていることを明らかにした。
「WBCムエタイの世界展開の計画は進行中で、さらに大きな規模となります」
「ジャマイカの人々はこの新たな動きに関わって、新しい大きなスポーツの祭典になります」
WBCムエタイは近い将来マカオでもイベントを行う予定とクシュック氏は続ける。
今現在は日本におけるこれから数ヶ月の動きに注力している。
既にムエタイスターのスリン・ブアカーオ・ポープラムックはK—1おいて有名になった。
彼はK−1MAXで2度優勝し、日本では非常に有名である。
JPMC代表の山根千抄は、
「このようにタイとの特別な関係を築けたことは素晴らしいことです。
これが日本におけるムエタイを新たなレベルへと導くでしょう」
と語った。
「我々は今後プロモーターや、ジャッジ(レフェリー)、他のライセンスを交付し、認定試合をなるべく早く開催する予定です」
「我々はこの動きが大きくなり、日本のファンがムエタイをオリジナルな形で観戦し、楽しんでくれると信じています」
会談が終了し我々がラチャダムナム・ノック通りで車に乗り込もうとしていると、同時にムエタイ愛好家たちが今夜のムエタイを楽しみにスタジアムに入ろうとしていた。
今回の計画が確定したことにより、東京でこのような光景は見られるのもそんなに先のことでは無いかもしれない。